心とココロのヒビ
恋愛の仕方なんて、分からなくなってしまった。自分の中だけで思い出そうとしても、簡単にはいかない。
もう、自分に甘くなってもいいんじゃない?
近頃そう言われることが増えたけど、そう簡単にはいかない。
だって、恋愛の仕方を忘れてしまったから。
家族を思う気持ちは、十分にある。それと誰かを気にして思う気持ちには、隔たりがあるような気がしてしまう。家族と同等に大切な存在を慈しむ、そんな感情を持つことが、果たして出来るのだろうか。
そもそも恋愛の意味が思い出せない。
固く閉ざし封印した心の奥底に、そんな感情はまだ残っているだろうか。
大切なヒトはたくさんいる。そのヒトたちと恋愛が結びつけられない。
大きな大きなヒビが入っていて、どうしても越えられないその先の領域にしか、きっとそんな感情は残っていない。
心配する気持ちも、近くにいて感じる安らぎも、きっとその近くにあるはずなのに。
手を伸ばしたら届くかな?
呼んだら向こう側に聞こえるかな?
恋愛の意味が分からなくなってしまった僕に、この隔たりを越えることが出来るのだろうか。
秋葉
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久々に書いてみました。
自分のことか、って?
そうかもしれませんね(笑)
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